【職務経歴】キャリア紹介

本稿では筆者あさひのキャリアを紹介します。

略歴はプロフィールに記載していますので、よろしければまずはそちらをご参照下さい。プロフィールで書ききれなかったキャリア内容について、補足して説明します。筆者のキャリアに興味をお持ちの読者がいれば、参考にしていただけますと幸いです。

目次

若手時代(20代)

日系大手メーカー総合職(経理職能)として初めての会社に入社。研修プログラムは充実していたため、新入社員研修・節目研修・経理職能研修等を通じて、ビジネス基礎~応用、担当外の専門知識まで幅広く学ぶことが出来ました。

入社数年後には米国留学経験を活かして、海外会社管理業務を担当。東南アジア、欧州、米国等へ海外出張をしながら、海外関連会社の収支管理、新規立ち上げ、事業終息、M&A等に携わりました。

日系大手の良いところは従業員数が多いこともあり、周りに一定数優秀な人がいることだと思います。部門によってはぬるま湯なので、普通に働いていれば一定の昇格も見込めます。ただ、収入最大化のためには一定で満足せず、常に上昇志向を持ち、自己研鑽に取り組み続けて欲しいと思います。周りの優秀な人の働き方は必ず勉強になりますので、その仕事ぶりから学び、盗む様に心がけていました。

収入面では初任給20万程度でしたが、残業が恒常的に多かったので2年目からは月収30万程度で安定していました。年々昇給や昇格で徐々に年収が上がり、20代最後の年は年収650万円程度でした。

あさひ

日系大手は良くも悪くも年功序列が残っているので、若手の間は大きな年収アップは難しいと思います。

トルコ駐在(30歳~35歳)

海外希望を出していたこともあり、入社7年後に在トルコ事業会社へ駐在となりました。ポジションはマネージャーとして、経理部門を中心に管理部門全般(企画、総務、人事、法務、IT、等)の補佐担当です。

現地トルコ人社員が圧倒的多数を占めますが、少数の親会社籍駐在員は全員が経営責任を担っており、自らの担当に制限されず広範囲に従事する権限と責任がありました。この頃、CFOの近くで管理全般と会社経営業務に携わったことが自らの成長の大きな糧となりました。

収入面では昇格と海外駐在手当により、駐在当初から年収が1,000万円を超えました。海外駐在員は福利厚生(家賃補助等)が充実していることもあり、収入増加と支出削減効果により大きく資産を伸ばすことが出来ました。

また、5年間海外で経営管理業務を経験し、グローバルコミュニケーション力を磨くことにも役立ちました。日本のやり方を海外で用いても、当然の如く上手くはいきません。赴任当初、私の指示メールは9割以上無視されていました。

妻シーサー

グローバルコミュニケーション力って抽象的だけどどういうこと?

あさひ

勿論英語力とは全くの別物だよ。
日本語が出来る人がコミュニケーション力が高いとは限らないからね。

文化や商慣習は国ごとに違いますので、こうやれば上手くいくという絶対法則はありません。かといって、一人で出来ることは限りがありますので、大きな目的達成のためにはいかに周りを巻き込むかが重要です。結局は周りと密にコミュニケーションを取りながら、その国のやり方に合わせ、信頼を得ていくことが肝要です。

実は私の5年後の指示メール回答率は6~7割でした。5年経って、自分なりにある程度信頼を得たつもりでも、3~4割は無視されるのです。日本であればこれは失敗と捉えられるかもしれません。私は同国におけるこの数値は大いに成功だったと信じています。

同僚のトルコ人何人かに聞いたことがあります。「何故期日までに回答しないのか?」

彼らは大体同様のことを言いました。「フォローがなければ回答しないよ。重要だと思わないからね。」

彼らの多くは、重要なタスクはフォローがあって当たり前だと思っているので回答しないのです。それは、日本人が指示者だからではなく、同じトルコ人上司が指示しても同様だそうです。回答が欲しければ、何度もフォローすれば良いのです。

つまり、同国においては信頼感を上げてもメール回答率は一定で頭打ちとなります。その後は重ねてフォローするのが正解です。期日内タスク完了さえ達成出来れば、メール回答率を上げることに拘る必要は全くありません。この、環境に合わせた柔軟な対応により、周りを巻き込んで目的を達成するスキルがグローバルコミュニケーション力だと私は定義します。

転職後(36歳~)

トルコ企業からの帰任1年後、沖縄の外資系企業CFOとして転職しました。転職に当たっては前職での事業会社経営管理やグローバル勤務経験が評価されたものと思います。収入面は月収80万弱ですが、福利厚生が最低限なので、前職と比して大きく伸びた実感はありませんでした。賞与はありますが変動幅が大きいので、年収のバラつきは大きくなります。

同企業での勤務1年後、実績を評価されて役員に選任されました。月収は90万弱(賞与除く)にアップし、今に至ります。経営職として管理全般(経理、総務、人事、法務、購買等)の責任者を兼任しています。特に経理と人事においては、私の業務経験や専門知識を本ブログ記事執筆の参考にしており、出来るだけ臨場感や納得感のある記事作成を心掛けています。

経理職経験

私は新卒入社以来、経理職能がキャリアのベースとなっています。

会社の家計簿を記録する仕事であると共に、収入最大化(売上増)/資産運用(バランスシート健全化と効率的資金運用)/支出最適化(経費削減)、を戦略的に推進することがタスクになります。

つまり、規模やビジネスの違いはありますが、会社も個人も成功するための方法は類似しています。そのことから、仕事を通じて自然とファイナンシャルリテラシーを身に着けることが出来ました。

会社も個人も大事なのは定量的に(数値に落として)管理することです。定性的管理は頑張り感はでますが、目標値や進捗評価が曖昧になります。

経理職能としてキャリアを積み、CFOとして学んだファイナンシャルノウハウを個人にも応用出来る様に紹介していきます。

人事職経験

トルコ駐在時より人事業務補佐を担当し、採用面接や賞与制度構築に携わりました。

現在は役員兼人事責任者として、給与/評価/労務/人材開発/採用と全人事業務を統括。採用については、ほぼ全ての採用面接にも入っています。

多くの企業では人件費が最大の経費である様に、人材は企業の最大の資源でもあります。人を蔑ろにする企業に成長はありませんし、人も付いてきません。

本ブログでは私の人事責任者としての業務経験から、評価・昇格に選ばれる従業員やキャリア形成ノウハウについて紹介していきます。

今後のキャリア

当初の目標であった1億円貯金と経済的自由を達成しましたので、今は次の夢とキャリアに向けた充電期間だと思っています。今までのキャリアで培ったスキルと経験のおかげで、以前の様に自己犠牲を払いながらがむしゃらに働かずとも、一定の年収と余暇を確保出来る様にはなりました。

今の外資系企業役員はグローバルに学びの多い環境で働けることから気に入っています。まずはこの環境で、プロフィールに記載した夢「経済的自由獲得により、自分の人生を生きる人を増やす」に挑戦していきたいと思っており、本ブログ立ち上げがその一環です。

その他挑戦したいこと(起業、本の執筆、海外巡りと移住等)もたくさんあります。時間に限りのある人生後悔しない様に好きなことに挑戦しながら、自分の人生を生きていきたいと思います。また、皆さんも経済的自由達成により自分の人生が生きられる様に、少しでも本ブログが役にたちますと幸いです。

筆者の略歴と夢は下記プロフィールに記載しています。

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